革命を起こそう!「1789 バスティーユの恋人たち」!
2018年6月10日(日)@大阪の新歌舞伎座にて鑑賞してきました。
実のところ全く予備知識はなく、何かでたまたま予告を観て、衣装もセットもゴージャスだし、めっちゃ歌って踊ってる!面白そう!
と思ったのでチケットを取ってみました。ネットで普通に取れてしまいました(-_-;)
1789 バスティーユ と聞けば、フランス革命のお話かなと想像はつきましたが、
私は音楽とダンスを観るのが好きなので、ストーリーはその次くらいにしか気にしなかったりします(*´∀`*)
ストーリーは、1789年 フランス革命の時代…
公式サイトから拝借 ↓
「パリに咲き、バスティーユに散った美しき愛の物語。」 です。
18世紀末のフランス。民は貧困にあえぎ、貴族は贅沢を極めていました。
農民は重い税に苦しみ、もう我慢の限界でした。そんな農民の青年ロナンは、貴族に父親を殺されたことで、村を飛び出しパリに出て行ってしまいます。
そこでは同じく貧困にあえぐ国民がいて、ブルジョワ層の若者たちもが革命を起こそうと地下新聞などを作って活動していました。そこで、ロナンはロベスピエール、ダントン、デムーランなどの熱い仲間と知り合い、ケンカをしたりしながら、革命に身を投じていきます。
同じころ、王子の教育係として宮廷につかえていた侍女オランプは、
フランス王妃マリー・アントワネットとスウェーデンの貴族フェルゼン伯爵の逢瀬を手引きしてパリにやってきていました。
そして、次期国王の座が欲しくて王妃のスキャンダルを狙っているアルトワ伯爵一味との騒動に、たまたま居合わせたロナンが巻き込まれ、彼はバスティーユ牢獄に投獄されてしまいます。
自分のせいでロナンをまきこんでしまったという罪悪感にさいなまれたオランプは、バスティーユ牢獄で働く父親に頼んで、ロナンを助け出します。
そして、二人は惹かれあうのですが、身分も立場も違う二人。
恋に悩む甘い時間は、やがて革命の足音にかき消され…。
1789年7月14日、民がバスティーユ牢獄を襲撃。
革命が始まったのです。
といった内容で、サブタイトルが「バスティーユの恋人たち」ですから、
いろいろな男女のストーリーが絡んできます。
フランスの王妃マリー・アントワネットとフェルゼン伯爵の恋。
フランス王子の教育係オランプと農民の青年ロナンの恋。
父を殺され兄を追いかけパリに出て娼婦になったロナンの妹のロレーヌと革命青年ダントンの恋。
などなど。
同じ時代に生きた若者たちの革命と燃えるような恋の物語です!
熱くて甘いラブストーリーです!!
日本では、江戸時代。寛政の改革があったころの話だな。
昔の日本人は、もうちょっと熱があったのかもね。というか、本当に「生きるか死ぬか」の世界だったんだろうな。
キャストも良い、音楽もロック&クール!
私が観た日は
ロナン:小池徹平さん
オランプ:夢咲ねねさん
マリー:凰稀かなめさん
の日でした。
小池徹平さん、とてつもなく可愛かったーー☆
ロレーヌ役のソニンさん、一番声出てたーー!!迫力!!
マリー王妃のお友達ポリニャック夫人役の渚あきさんも美しかったー!!
元タカラジェンヌの皆さんは、立ち姿も所作も美しい。
音楽もダンスもロックで、格好よかった!!
2階席からだったので、舞台の全体の様子がよく見えました!
セットも衣装も豪華で、もっと近くで観たい衝動にかられました。
もうなんなら一緒に踊りたかった ←なんでっ!
舞台俳優さん、リスペクト。
これを書いている本日が、この作品の大千秋楽かと思います。
数か月にわたり100回を超える公演を続けてきたキャストの皆さん、お疲れさまでした!!
ほんと舞台の俳優さんて、ものすごくプロフェッショナルだと思います。
毎日舞台に立つこと。喉の調子、体の調子、心の調子を常にベストに保っていること。
休んでしまったら、きっと次はない… それか、代わりの人に役を取られてしまう。
1回の仕事の出来や評判が、次の仕事に直結している。信用ですね。
常に自分の体、技を磨き続ける舞台俳優さんを心から尊敬します、私。
私もそうでありたい。
そんなことを思う舞台でありました。
1789 宝塚版や2016年版もあるよ。
2016年版は、こちら ↓
ほぼ、メインキャストは2018年版と同じ?
宝塚版はこのような感じ。↓
手足の長さが尋常じゃないですね(-_-;)
舞台って、いいな。ミュージカルって、いいな。観るたびにそう思う。