さわやか可憐な ウォーターバコパ
メダカや金魚を飼うときには是非とも一緒に育ててほしい水生植物。
「水草」とも呼ばれる、水中や水辺で育つ植物です。
メダカの隠れ家にもなるし、植物は水の汚れをろ過する効果もあるし、キレイな花を咲かせるものも多くて、庭先の鉢や池を華やかにしてもくれます。
そんな植物を1つ1つ紹介していくコーナー。
第5弾は「 ウォーターバコパ 」
ビオトープに入れるなら ウォーターバコパ がすっごくおススメ!
ゴマノハクサ科のウォーターバコパ。
「バコパ」は陸地の花としてもたくさん種類があるようですね!
お花は好きですが、いかんせん「名前」がちっとも覚えられないもので(-_-;)
そんな数ある「バコパ」の仲間で抽水性の水草が「ウォーターバコパ」ということでしょうか。
※抽水性というのは、水草の中でも、湖や沼の浅いところに生えているもの。茎や葉っぱを水の外に出して育つ水生植物のこと。
↑ これがウォーターバコパです。
フレッシュグリーンの小さな葉っぱをたくさんつけて、メダカの遊び場&隠れ場所としての機能は抜群! 見た目にも、さわやか!
年がら年中、勝手にどんどん増えて手間いらず、おまけに可愛い花まで咲くんです!
特徴&育て方は?
☆上に伸びるのは20センチくらい。基本的に横に広がって伸びる。
我が家では、放っておくと横には30センチくらい伸びています。
☆暑さに強い、寒さにも強い。しかも、常緑。
我が家のある四国地方では、冬も屋外で全く大丈夫です! 冬になると色味が枯れてしまうものも多い中、ウォーターバコパは、冬でも常緑です。多少は色あせるけど…。
☆日当たりは、半日あれば十分。
☆土は、赤玉土で大丈夫。
☆根もとだけは水の中。
全体を水に沈めてしまわない方が良いみたいです。でも、我が家ではメダカのビオトープに、ほぼ全体を沈めるように入れています。それでも何も問題なく大きくなっています!
☆肥料は、必要に応じて、発酵油粕などをあげる。
※ メダカと一緒に入れている場合は、別に肥料などは必要ないと思います。
メダカとの相性は、抜群!ビオトープにも、おススメ!
↑ ほら素敵でしょう? さわやかでしょう??
メダカも気持ちよさそうでしょう??
ちいさなグリーンの葉っぱと、次から次に伸びてくる茎たちが、メダカたちの格好の隠れ場所&遊び場になってくれる。
見た目にもメダカとの相性が良いんです。デザイン的に合うというか。
何より、冬になっても枯れないで緑のまま葉っぱも残してくれるので、
冬の間のビオトープが殺風景にならずに済むのが、人間としてはありがたいですね!
さらに時には、我が家のミナミヌマエビのおやつにもなっている模様。
↑ 水中で(たぶんエビに)食い荒らされたバコパ( ;∀;)
春に水をリセットしたら、ミナミヌマエビたちの食べるものが足りなかったんだと思う。
さらに夏も本番になると、外からやってきたバッタが、水面に出ているバコパの葉っぱを食い荒らしに来ます。
だからたぶん、おいしいんだと思う(笑)
あと、葉っぱをこするとミントのような良いにおいがします♪
放っておくと、ボーボーのジャングルみたいになります。
あんまりジャングルすぎると、メダカが近づけなくなったり、藻が発生してメダカが絡まったりすることもあるので、こうなると多少お手入れが必要かな。
可愛いブルーのお花が咲くよ
↑ 見えますか?
春の終わりから夏の間くらいに、ブルーの小さな可愛らしいお花がポコポコ咲きます。
それはそれは、涼しげな様子で。決して派手ではない、癒し系のお花。
どこまでもさわやかなウォーターバコパです。
株分け・・・? 挿し芽で増える!
ウォーターバコパは、環境さえ整えば?もっと単純に、水と日光さえあれば、どんどん増えるのではないかと思われます。
こんな風に、節々から脇芽?を出して、増えていきます。
そして、この脇芽からまた根っこが出てきます。
あくまでも私の自己流のやり方ですが、
伸びたバコパを、適当な場所でちぎって、赤玉土にさす。
我が家では、準備した小さい鉢に赤玉土(小粒)を入れて、さすだけ。
本当にこれだけ。そして、水に沈めて放っておくだけ。
メダカちゃんを近所の人にあげるときに、一緒につけてあげてます。
1株買っただけですが、3年ほどたって、すでにもう覚えてないくらいの数の鉢を作った気がします。
我が家のご近所には、私のバコパから増えた子バコパがいくつもいるのかと思うと、なんか興味深い現象ですね(笑)
まとめ
常緑で、手間いらず。可愛い花まで咲かせてくれる。見た目も涼しげで、挿し芽だけで増やせて、コスパも最高。
メダカの隠れ家にもなるし、時には、他の生物(主にバッタww)のオヤツにもなる!
我が家のビオトープには欠かせない水草、それが「ウォーターバコパ」です。