まるで呪文! 「 ロタラロトンジフォリア 」を紹介
メダカや金魚を飼うときには是非とも一緒に育ててほしい水生植物。
「水草」とも呼ばれる、水中や水辺で育つ植物です。
メダカの隠れ家にもなるし、植物は水の汚れをろ過する効果もあるし、キレイな花を咲かせるものも多くて、庭先の鉢や池を華やかにしてもくれます。
そんな植物を1つ1つ紹介していくコーナー。
第4弾は「 ロタラロトンジフォリア 」
ロタラロトンジフォリア とは。
まるで呪文のような名前ですね。ロタラ・ロトンジフォリア です。
ミソハギ科。ミソハギ。
有茎草という、上方に茎が伸びて、節から葉っぱが出てくるタイプの植物の一種で、緑から赤系の葉っぱが美しいと人気なのだそう。
屋内の水槽などに沈めてレイアウトを整えて、横から鑑賞する場合は、その葉っぱの赤系の色味がしっかりと楽しめると思いますが、
↑ このように、メダカの鉢やビオトープに沈めて上からみる場合は、赤系というより緑系のイメージですね。
にょきにょき伸びてきた茎とまるくて小さな葉っぱが可愛いらしい植物です。
育て方や特徴は、
☆根っこ部だけ水につけるもよし、全身つけるもよし。
☆上に上に伸びて、20センチくらいの高さになる。
上にも伸びるけど、横にも、どんどん伸びていく印象です(-_-;) 細身の茎が縦横無尽に水中を伸びていき、絡まってしまうので、適当にトリムが必要です。
☆5月~6月が開花期。 小さなピンクの花が咲きます。
☆寒さにも強め。
四国地方では、屋外で放っておいても全然平気です。
☆暑さにも強め。
我が家では、メダカと一緒に入れていて、夏は日差し対策をしているので、水温40度とか1日中日光が当たる環境などになると、どうなるかわかりませんけど・・・(-_-;)
とにかく育てるのは簡単です。水につけとくだけ(笑)
そして、どんどん伸びて増えてくれます。
ということで、基本的には「鉢植え」にすることをおススメします。
直植えでも大丈夫みたいですけど、とにかく広がっていくので!
そして「鉢植え」の鉢は、小さいので十分だと思います。鉢を超えて縦横無尽に広がっていくので!
ロタラロトンジフォリア の花
上にも書いたように、春から夏にかけてピンク色の小さな花が咲きます。
↓ 小さなつぼみができまして
↓
ちいさなピンクの花が咲きます。
↑ アップ。1つの花は5ミリ程度の大きさです。
ぽこぽこ次から次に咲いてくれるので、しばらく楽しめます。
決して華やかではないけれど、そよそよと風に揺れる様子は、けなげで可愛いです。
増やすのも簡単!
放っておくと永遠に伸びていきそうな茎を、節で適当にちぎって、赤玉土を入れた鉢にさすだけ。
水中で伸びた茎の節々から根っこが出てきているので、それを目印にちぎってさすといいと思います。
↑ こんな風に。
ほんとにさしただけ。
これだけで、どんどん増やせます。秋の終わりくらいまで、伸び続けるので、伸びてはちぎって鉢植えにし、伸びてはちぎって鉢植えに…
他の水草もそうだけど、1株買えば十分です。
メダカとの相性もばっちり!
細い茎が自由に伸びていき、節々から丸い可愛らしい葉っぱがいっぱい出てくる。
その間を、すいすいメダカが泳いでいく。
ロタラロトンジフォリア は、
メダカの遊び場&隠れ家としての役割をしっかりと果してくれます。
人間はそんなメダカの様子を見て楽しむ。
風流です(笑)
まとめ
とにかく育てるのが簡単で、見た目も可愛い水草です。
メダカの隠れ家にもなるし、我が家では、ミナミヌマエビの遊び場にもなってます。
ビオトープを作る際、どの水草を入れようかと悩んだら、ぜひ加えてほしい水草ですね。