新感覚オリジナルショー!?「Pukul ~時を刻む愛の鼓動~」鑑賞
2017年12月25日(月)に観てきたよ。「Pukul」
2017年、何度目かの梅田芸術劇場。大ホールのほうではなくて、地下のシアター・ドラマシティにて。
クリスマスだったね♪ そしてこの日は、この演目の大千秋楽。
この日のお席は、かなり下手側の20列目6番。通路側の席で、直前には席のないつくりの場所!
つまり、前に人の頭がない!おーイエスッ!
舞台が全体がよく見えました。とはいえ肉眼で表情までしっかり見える距離でもないので、オペラグラスは必須ですが。
「Pukul」とは・・・「鼓動」という意味だそうです。
内容は・・・公式サイトより拝借↓
斬新な振付で数多くの話題作を発信し続ける謝 珠栄が手掛ける、新感覚オリジナルショー。様々な〝鼓動〞(pukul)をテーマに、歌×ダンス×プロジェクションマッピングによって、壮大な時間の旅へ―。
ACT1では、インド舞踊やグルジニアンダンス等、アジアをはじめ各国の音楽や民族舞踊の要素を取り入れつつ、星たちの誕生と、美しくも時に脅威ともなる自然を神秘的に描く。
ACT2では、馴染みあるジャズやポップスで、この地球で命を授かった人々の人生をスタイリッシュにたどっていく。
という内容です。
キャストは・・・
レギュラーキャストは、湖月わたるさん、水夏希さん、蘭乃はなさん、舞羽美海さんなどなど元トップスターさんたち。
男性陣も実力のある方々ばかり!!
はい、すみません。あまりお名前などは存じ上げておりませんけれども、
肉体美!美声、どなたも本当に素晴らしかったよ!
そして、スペシャルキャストとして、日替わり?で
姿月あさとさん、春野寿美礼さん、彩吹真央さんが出演されておりました。
「Pukul」感想・・・
私が観たのは姿月あさとさんがスペシャルキャストの回。
というより、姿月あさとさんのお声が聞きたくて、この公演を選んだというのが本音。
Act1, Act2と全然テイストの違う2部構成で、2時間半くらいの演目。
Act1は、宇宙の誕生から地球の生命の誕生までの壮大なストーリーを、歌と踊りで幻想的に魅せてくれました。さまざまな民族音楽・踊りや民族衣装を取り入れた見ごたえのあるショー。
姿月さんのゴージャスな神の衣装を目に焼き付けつつ、幻想的な!?歌声も堪能しつつ、
なにより舞台上を縦横無尽に踊ってゆく皆様の肉体美よ!
特に、いつも思うんだけど、宝塚OGの皆様の美しい体よ!!
いうて、年齢は皆さま、あれよ、うん、そんな言うても若くはない!↞おいっ!
あの体をキープしていること、あれだけ踊れること、本当に尊敬です。
あと姿勢が良いよね!
Act2は、人間の「愛」と「人生」を馴染みのあるポップミュージックで、スタイリッシュに。
こちらは現代的な音楽とコミカルな踊りで、気軽に楽しめる感じでした。
ショー全体を通してのメッセージは
「命って奇跡!明日からも頑張って生きてこっ!」
たぶん、そんな感じ!
そして、この日は大千秋楽ということで、カーテンコールも長めでした。会場には、演出家の謝先生もいらっしゃってました!
一人一人のキャストの皆様からご挨拶もあり、そちらも感動。
あぁ、舞台って準備からお稽古、そして初日から千秋楽を迎えるまで、気持ちの管理も体調管理も何もかも本当に大変なんだろうなぁと伝わってきましたよ( ;∀;)
最後に姿月さんがおっしゃっていましたが、
舞台上にハラハラ舞い散る赤いハート型の紙吹雪の演出も、落ちる速さが変わるようにと、違う種類の紙を一つ一つ切って作ってあるんだそうです。
観てる人は気が付かないかもしれない小さなことにも、手を抜かず工夫がされていて、それぞれの仕事をする人が、それぞれ良い仕事をすることで、良い舞台というのは作り上げられているんだな。
素敵だな。素敵な大人たちだな。
そんな風に思うショーでした。