「Life」にまつわる言葉あれこれ
日本語には
「命」
「生命」
「人生」
「生活」
「暮らし」
など、どの言葉も、毎日よく聞く、よく使う言葉だと思います。
しかも、それぞれの意味をなんとなく理解して無意識に使い分けているので、あんまり深く考えたことがなかったのです。
この機会に「Life」にまつわる言葉を辞書で調べる。
(gooデジタル大辞泉より)
「命」…生物が生きていくための力の元となるもの。生命。もっとも大切なもの。
類語=生命。
ゲームなんかでも、マ〇オの残りの数とか、1UPとか、ありますが、あれが「命」ですね。実際には、命の数は1人1つしかないけどね!
そして、「俺には、歌が命なんだ!」とか、自分の最も大切にしていること・ものを指すこともある。
「生命」…生物が生物であり続ける根元。いのち。類語=命。
私は、生きている物そのものをさす言葉だと思っていました。ちょっと違いますね。
「人生」…人がこの世で生きていくこと。またその生活。人の一生。
ふむふむ。
「生活」…生きていること。生物がこの世で活動し生きていること。
・人が世の中で活動し生きていること。暮らし。
・人が収入によって暮らしを立てること。生計。
「生活」「暮らし」これが、一番よく使っている言葉かもしれませんね。
最近では、横文字も多くなって「シンプルライフ」「スモールライフ」「セカンドライフ」などなど、よく聞きますが、これらはこの「生活」とか「暮らし」という意味でつかわれている「ライフ」ですね。
日本語では、このように自分の「命」「人生」や「生活」にまつわる言葉がいろいろあって、なんとなく使い分けていますね。
あくまでも、なんとなくですが。
それでも使い分けているものだから、それぞれの言葉がなんだか、別の意味を持つ言葉のような気がしていました。
英語では全部「Life」だな
それぞれの「命」や「生活」とか「(生きているものという意味での)生命」という言葉について、英語で説明するには、どうしたらいいのかしら?
と私の限られた英語のボキャブラリーの中で考えてみたら、
その全部が英語では「Life」じゃないの? と気づきました。
実際には英語でも、混乱を避けるため「日々の生活=daily life」とか、別の単語を付け足して区別して使うこともあるのだろうけども、基本は「LIFE」という単語。
それで、なんか府に落ちたのですね。
そう、「命(生命)」あっての「人生」であり「生活」であるのだもの。
切り離して考えちゃダメなんですよね。
Life is Beautiful.
「命」を大事にするということは、自分の、または相手の「生活」や「人生」も大事にするということ。
「命」を粗末にするということは、自分の、または相手の「人生」や「生活」まで粗末に、雑に扱っているということ。
そういうことだなぁ。
人のも自分のも大切にしようね、「Life」。